【講演・セミナー】知的財産権の基礎知識(山口県商工会連合会職員研修)
当事務所の牛見和博弁護士が、平成25年度山口県商工会連合会職員研修のうち、下記のテーマを担当いたしましたので、ご報告申し上げます。
講 師 牛見和博(弁護士・中小企業診断士・ファイナンシャルプランナー)
テーマ 知的財産権の基礎知識
開催時期 平成25年9月17日(火)
場 所 山口湯田温泉ホテルニュータナカ
対 象 山口県下の商工会職員(勤続年数5年以上)
※当日使用したレジュメは以下のとおりです。
第1部 知的財産権の基礎知識
第1 概要
1 知的財産とは
2 知的財産権とは
第2 特許権(特許法)
1 保護対象
「発明」・・・
特許を受けることができる「発明」とは・・・
2 保護期間
3 国内の手続き
4 外国の手続き
5 留意すべき点(職務発明)
第3 実用新案権(実用新案法)
1 保護対象
「考案」・・・
→ 特許との違いは・・・
2 保護期間
3 手続き
第4 意匠権(意匠権法)
1 保護対象
「意匠」・・・
意匠登録を受けることができる「意匠」とは・・・
2 保護期間
3 手続き
第5 商標権(商標法)
1 保護対象
⑴ 「商標」・・・
文字商標,図形商標,記号商標,立体商標,結合商標
⑵ 商標登録を受けることができない商標
⑶ 地域団体商標
2 保護期間
3 国内の手続き
4 外国の手続き
第6 著作権(著作権法)
1 保護対象
2 保護期間
3 手続き
4 留意すべき点(職務著作)
第7 不正競争防止法
1 保護対象
2 保護期間
3 手続き
第2部 知的財産権の活用と 権利侵害への対応
第1 知的財産権の活用
1 知財戦略とは
① 事業戦略
② 研究開発戦略
③ 知的財産戦略
2 利用形態の類型
⑴ 独占
⑵ ライセンス
⑶ 譲渡
3 ノウハウ管理
4 特許とノウハウの峻別
① 特許の取得を目指す
② ノウハウとして秘匿する
第2 権利侵害への対応
1 差止請求権
2 損害賠償請求権
3 信用回復措置請求権
4 不当利得返還請求権
5 侵害の罪
第3部 山口県の知的財産権をめぐる状況
第1 山口県の知的財産権活用事例
1 株式会社ハイネット
2 海水化学工業株式会社
3 株式会社コプロス
4 株式会社コトガワ
5 有限会社ちふりや工業
第2 山口県の知的財産権に関する現状と課題(参考:山口県知的財産基本戦略)
1 知的財産権(特許・実用新案・意匠・商標)出願,登録状況(2012年)
2 知的財産の創造に関わる関係機関・人的資源
⑴ 知的財産創造に関わる大学等研究機関
ア 山口大学
イ 公設試験場
① 産業技術センター
② 農林総合技術センター
③ 水産研修センター
⑵ 知的財産の権利化・保護や活用に関わる機関とその取組み
ア ㈲山口ティー・エル・オー(山口TLO)
イ 山口大学産学公連携・イノベーション創出機構 知的財産部門
ウ 山口大学大学院技術経営大学院(MOT)
エ 山口県知的所有センター
オ (社)発明協会山口県支部
カ ジェトロ山口貿易情報センター
⑶ 知財専門人材等の現状
ア 弁理士
イ 弁護士
2013年9月17日 | カテゴリー:講演・セミナー |