企業再生研究会(大阪府中小企業診断協会)2013年7月例会
企業再生研究会(大阪府中小企業診断協会)2013年7月例会に参加しました。
今回は、いわゆる暫定(事業)計画による再生事例の発表でした。
金融機関の持ち込み案件であったとのことであり、暫定的でもよいからまずは財務内容を立て直し、その上で本格的に経営改善を行っていくという方針で進んでいるとのことでした。
金融機関の指導で資金を借り入れ、不動産を購入していたとのことであり、相当程度金融機関の責任が問われる案件ではありましたが、とはいえ抜本的な解決とならない計画を金融機関が主導していることには少し驚きを感じました。
金融円滑化法が終了し、多くの企業の倒産が懸念される中、暫定計画という考え方は参考になると思われます。(牛見和博)
2013年7月5日 | カテゴリー:ブログ |